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英文履歴書の書き方

最近は、エージェントに事前に履歴書や職務経歴書を送る時に、英文の履歴書も一緒に提出を求められる事が多いです。ここでは、初めて英文の履歴書の書き方を説明します。

英文と日本語の履歴書の違い

日本語の場合には、履歴書と職務経歴書の2つに分けて用意しますが英文の場合は、英文履歴書のみになります。日本語で応募書類を作成する場合には、履歴書には氏名、住所、学歴、職歴(入社/退社)、資格などのプロフィール情報を記載し、職務経歴書には職歴やスキルなどを中心に記載するようになります。英語履歴書では、履歴書・職務経歴書をひとつの「レジュメ(CV/Resume)」として、まとめます。英文履歴書・英文職務経歴書には記載方法は自由に記載が許されているので、テンプレートがないことも大きな違いと言えるでしょう。ただ最近では、各転職のサイトなどで提示されているサンプルの英文履歴書は、同じフォーマットとなっていますので、そのフォーマットに合わせた書き方をご紹介します。ただ、後述しますが、英文履歴書の場合、志望動機や退職理由などは、カバーレターに記載するため、必要に応じて、カバーレターの作成も必要になります。

英文履歴書を書くときの注意点

自分の英文の履歴書を作成する時に驚いたのですが、基本的に個人情報は最低限の記入は必要ですがほとんど記載しません。例えば、「年齢」「性別」「健康状態」「顔写真」「趣味」などの履歴書に記載していたような個人情報は必要ありません。「退職理由」「過去の給与、希望給与」も原則、記入しません。「自己PR・志望動機」は別途「カバーレター」に記載するため、英文履歴書には記載しません。英文履歴書は、「応募先企業に対して自分を採用するメリットを伝える」自分を売り込むための書類と考えるとイメージしやすいでしょう。そういう意味では、英語履歴書+必要に応じてカバーレターが英語における提出書類になると考えます。

英文履歴書の構成など

英文履歴書の全体の書き方としては、以下のようになります。

  • 用紙サイズ:A4 (枚数は1~2枚にまとめる)
  • フォント:Times New Roman、Arial、Centuryなどの読みやすいセリフ体を使用する。数値はアラビア数字を使用します。
  • フォントサイズ:10~12ポイント(自分は10.5ポイント、見出しは、14ポイントにしていましたが、見出しは文章よりも2ポイントほど大きくするのが一般的のようです。)
  • フォントカラー:文字の色は黒でのみ(強調するために別の色と考えがちですが、基本は黒のみです)

また、構成は下のような構成になります。各項目については、下に別項として説明します。

  • PERSONAL DATA(氏名や連絡先)
  • OBJECTIVE(希望職種)
  • SUMMARY(経験の要約)
  • EXPERIENCE(職歴)
  • EDUCATION(学歴)
  • QUALIFICATIONS・SPECIAL SKILLS(資格、認定された技術)

PERSONAL DATA

基本的な個人情報を記載します。記載する内容は下の通りになります。

  • 氏名 : 氏名は見出しように大きな見出しで真ん中に記載します。
  • 住所(Resides):番地、市区町村、都道府県、郵便番号、国名の順に記入します
  • 電話番号 :電話番号は、国番号「+81」を頭につけ、市外局番の最初の「0」を外して記載します。
  • メールアドレス :連絡用のメールアドレスを記載します。

サンプルとしては、下のようになります。

OBJECTIVE

希望職種や希望ポジションを端的に記載します。

応募したい仕事・ポジション名を、「なぜこの仕事を希望するのか」「自分このポジションに合致しているのか」といった理由と合わせて記載します。

希望職種は記載しなくてもOKですが、職種を変えたい人は、この部分をしっかり記載することで希望や意思をアピールできます。下にサンプルを示してみました。

SUMMARY(経験の要約)

「SUMMARY」には経歴の要約とともに、自分のスキルや職務経験を箇条書きで記載します。4~5項目程度で書くのが一般的です。ポイントは、これまでの自分のキャリアのまとめではなく、企業側の求人要件を満たすような経験やスキルを具体的に書くこと。裏付けとなる数字やデータが書かれていると説得力が増します。

EXPERIENCE

EXPERIENCEはもっとも大事な部分です。役職及び職務内容が重要視されます
原則として最新の職歴から順に古いものへさかのぼります
以下の順で簡潔に且つ具体的にまとめましょう(専門用語・省略後は避けること)

・在籍期間
・会社名、都市名
・会社事業内容
・ポジションとその職務内容
・業績(プロジェクトとその結果)

1つの会社での下にサンプルを示しましたが、このようなフォーマットで記載し、新しいものから順に古いものを記載します。

EDUCATION

基本的には、最終学歴が大学、専門学校、短期大学卒業以上なら、高校までの学歴は不要です。下のように記載します。

QUALIFICATIONS・SPECIAL SKILLS

応募職種に関連する資格や、語学などを箇条書きで記載します。TOEICの点数を書く際は、受験した年も明記します。下のサンプルのように取得している資格などを正式の英語名称で取得年を記載します。

まとめ

以上が英文履歴書になります。別途、カバーレターの書き方については記事にしていきたいと思っています。

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