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Teams のウェビナーとライブイベントの違い

技術全般

最近、Teamsの事を聞かれる事が多くなったので、備忘録として残してみました。
今回は、Teamsの機能の1つである、ウェビナーとライブイベントの違いについて書きたいと思います。

はじめに

コロナ禍でテレワークが普及したことからしだした感のある、コミュニケーションツールの1つで、「Zoom」や「Google Meet Now」、「Webex」などのWeb会議システムの1つとしてマイクロソフトの「Teams」があります。Teamsは、機能が追加され、Web会議だけではなく、ライブイベントとか、セミナーにも対応した機能が、ウェビナーとライブイベントになります。

ここでは、その2つの機能について説明し、最後に違いについても説明していきたいと思います。

ウェビナーとは

Microsoft Teamsのウェビナー機能は、Webセミナーを開催し運営するための機能です。以下にその主な特徴と利用方法をまとめてみました。

  • ウェビナーはWebセミナー向けの機能になります。
  • 「ウェビナー」では登壇者と参加者という立場の違いがあり、イベント中は画面共有やカメラ、マイクなどを発信できる対象を登壇者に限定できます。
  • 事前に申し込みフォームを用意することで、最大参加者数の事前把握や開始直前のリマインドも可能です。(この申し込みフォームには、アンケートとかも独自で追加設定できます)
  • 参加者側は申し込み後、案内されたリンクから Microsoft Teams 会議と基本的には同じインターフェイスで参加できます。
  • ウェビナーは最大 1,000 人までの参加が可能で、主催者はウェビナー機能が利用できる Microsoft Teams のライセンスが必要ですが、参加者には Teams のライセンスやアカウントは不要です。

調べている時思ったのですが、ウェビナーの機能は、学校やセミナー、塾の講義などでも使いえそうですね。

マイクロソフトの「Microsoft Teams ウェビナーの概要」が参考になると思います。

ライブイベントとは

Microsoft Teamsのライブイベントは、ビデオと会議のコンテンツを多数のオンライン視聴者にブロードキャストできる機能です。以下にその主な特徴と利用方法をまとめてみました。

  • ライブイベントは、組織内のユーザーがビデオと会議のコンテンツを多数のオンライン視聴者にブロードキャストできます。
  • ライブイベントは、イベントのホストが主導し、視聴者の参加が主にホストによって共有されているコンテンツを表示する1対多のコミュニケーションを目的としています。
  • 出席者は、ライブまたは記録されたイベントを視聴し、Q&Aやチャットを使用して発表者と対話できます。

こちらはイメージ的には、舞台上で発表しているイメージでしょうか。

マイクロソフトの「Microsoft Teams のライブ イベントについて」が参考になると思います。

ウェビナーとライブイベントの違い

上で説明したように、ウェビナーとライブイベントは、非常に似ている機能になりますが、適用シーンに違いがあります。下の表が、その違いになります。

ウェビナーライブイベント
開催形式対話・ダイアログ式配信・ライブ式
参加可能人数 1,000人 (ブロードキャストモードは10,000人)10,000人
開催可能時間33.5時間まで4時間
外部からの参加可能可能
Teamsでの予定作成可能可能
Outlookでの予定作成不可能不可能
申し込みページ作成可能不可能
参加者の役割設定なしあり
録画可能可能
QAレポート可能可能
参加者レポート可能可能
録画ファイル保存期間無期限180日
ファイル共有機能MSアカウントでサインインすれば可能可能
PowerPoint Live可能不可能
追っかけ再生不可能 (録画視聴は可能)不可能 (録画を見ることは可能)
投票機能ありなし
リアクション(挙手
など)
ありなし

この違いを踏まえて、開催形式を決めることができれば、より快適な大規模な会議ができるような気がします。

それぞれの違いについては、「会議、ウェビナー、およびタウン ホールの概要」も参考になると思いますので、確認してみるのも良いかと思います。

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